使用する
トランザクションSBGRFCCONFのスケジューラ:アプリケーション-サーバタブページで、アプリケーションサーバレベルでのアウトバウンドおよびインバウンド処理用にbgRFCスケジューラを設定することができます。
前提条件
このトランザクションは、デフォルト設定を使用したくない場合にのみ使用してください。
標準設定
入力したサーバーごとに、必要に応じて次のフィールドを定義します。
スケジューラーの数
(アプリケーションサーバーごとのアウトバウンドまたはインバウンドスケジューラの数)
インバウンドスケジューラの数(アプリケーションサーバーごと)。多数のスケジューラーは、システムの負荷が大きい場合に、システムがより多くのクエリを並行して処理するのに役立ちます。ただし、システムの負荷が軽い場合は、スケジューラーが多すぎると相互にブロックされ、スループットが低下します。
値の意味は次のとおりです。
o -1:スケジューラーの数は、負荷によって決定されます(デフォルト)。
o 0:アプリケーションサーバー/宛先はbgRFCに対してロックされています。
ロック済み
o> 0:アプリケーションサーバー/宛先で実行中のスケジューラーの最大数。
アプリケーションサーバー/宛先
-
デフォルト値:-1
-
値の範囲:> = -1、0=ロック
サーバーあたりの接続数
(アプリケーションサーバーごとに開いている接続(タスク)の最大数)
このパラメーターは、サーバーが保持できるオープン接続(タスク)の数を定義します。この宛先に対する未処理のbgRFC呼び出しはすべてカウントされます。これらを使用する
bgRFC呼び出しによって宛先が過負荷になるのを防ぐことができるパラメーター。
TCP / IP接続(外部サーバープログラム)の場合、通常は1つの接続のみを許可する必要があります。
スケジューラレベルで許可されるオープン接続の数を指定することもできます。各スケジューラで可能な接続の数が宛先レベルの数より少ない場合、またはこれを複数の宛先に分散する必要がある場合は、最大
宛先ごとに開いている接続の数に常に到達するとは限りません。
タスクハンドラーが保持できるオープン接続の最大数は、さらに制限されます。
o 0:宛先はbgRFC呼び出しに対してロックされています。
ロック済み
デフォルト値:500
値の範囲:> = 0
ゲートウェイリソースの割合
(利用可能なゲートウェイリソースの割合)
スケジューラーが使用できる現在使用可能な(無料の)ゲートウェイ・リソースのパーセンテージを指定します。
このパラメータ設定を使用して、ゲートウェイの過負荷を回避できます。
-
1%から100%の間のパーセンテージを選択してください。
-
大きすぎるパーセンテージを選択すると、ゲートウェイが過負荷になる可能性があります。小さすぎるパーセンテージを選択すると、スループットが制限される可能性があります。
-
デフォルト値:50
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値の範囲:1 <x <100
-
スケジューラのアイドル時間
(秒単位のスケジューラーのアイドル時間)
アイドル時間は、現在処理を待機しているクエリがない場合にスケジューラが待機する時間を決定します。この時間以降にクエリがない場合、スケジューラは終了します。
-
デフォルト値:300
-
値の範囲:> = 60
サーバーごとの宛先
(スケジューラーによって処理される宛先の最大数)
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デフォルト値:10
-
値の範囲:値の範囲:> =1および<=<サーバーごとに開いている接続の最大数>(サーバーごとの接続数を参照)。
エントリーの存続期間
(負荷分散エントリの最大有効期間(秒単位))
自動ロードバランシングデータは、tRFCまたはqRFC呼び出しを受信するシステム用に作成されて収集されます。通常の状況では、これらのエントリは呼び出しを返すことによって更新されます。
エントリがこのパラメータの設定よりも古い場合にのみ、システムはアクティブに情報を要求します。
-
デフォルト値:10
-
値の範囲:> = 1