使用する
HTTPリクエストハンドラーをテストする場合は、次の2つの方法を使用できます。
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ブラウザにURLを手動で入力することにより、関連するサービスを呼び出すことができます。
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トランザクションSICFでサービスを直接テストできます。
前提条件
ブラウザを介してサービスをテストする前に、リクエストを実行するための適切なURLを作成するために、次の情報が必要です。
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プロトコル(HTTP、HTTPS)
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ホスト名
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ポート番号(選択したプロトコルによって異なります)
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サービス(SICFトランザクション階層のパスとして表されます)
この情報は、作成したサービスと実装されたハンドラーをテストするためにブラウザーに入力するURL文字列に結合されます。
独自のホストサービスをテストする場合は、次の情報が必要です。
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アドレス指定するホストの名前
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サーバーにリクエストを送信するポート
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リクエストの実行に使用するプロトコルを知っている必要があります。これは、ホストまたはポートに影響を及ぼします。ICFでは、HTTP、HTTPS、またはSMTPのプロトコルから選択できます。
プロセス
ブラウザにURLを手動で入力してサービスをテストする場合は、次の手順に従います。
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ホスト名とポート番号は、[ポートとホストに関する情報]アイコンで確認できます。
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この情報とSICFツリーの必要なサービスパスをブラウザのURLとして入力し、 Enterを選択します。
トランザクションSICFから直接サービスをテストする場合、ホスト、ポート、URLなどの関連情報が自動的に決定されます。
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必要なサービスを選択し、マウスの右クリックを実行して、[サービスのテスト]を選択します。
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さらに、URLは予約済みのSAPクライアントフォームフィールドで補足されます。このフォームフィールドは、現在ログオンしているクライアントでハンドラーを実行することを確認します。
この関数は、サービスおよび内部エイリアスと外部エイリアスの両方に使用できます。すべての情報が収集されると、Webブラウザーが呼び出され、サービスを呼び出すための要求が定義されます。
結果
ブラウザまたはトランザクションSICFを使用してサービスを直接呼び出すと、対応するHTTPリクエストがSAPシステムに送信されます。SAPシステムが返す応答データに基づいて、呼び出しが成功したかどうかを判断できます。
詳しくは
URLの構造の詳細については、World Wide Web Consortium(W3C)の次の外部アドレスを参照してください。
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URLの構築と仕様( http://www.w3.org/Addressing/)