前提条件
IDoc拡張コンセプトは、BAPIが登録または読込されるABAPコードに得意先出口があることを前提としています。BAPI / ALEインタフェースが生成されている場合、このコードにはカスタマExitは含まれていません。
手順
生成されたBAPI/ALEインタフェースのIDocのカスタマ拡張を実装するには、以下を行う必要があります。
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元のBAPIに属する汎用モジュールをコピーして変更します。
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顧客の名前空間にサブオブジェクトタイプを作成して、BORに独自のBAPIを作成します。
サブオブジェクトを作成すると、サブタイプはビジネスオブジェクトのメソッドを継承します。サブタイプのメソッドを変更および削除したり、独自のメソッドで拡張したりできます。
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この新しいBAPIからユーザー定義のBAPI/ALEインターフェースを生成します。
アウトバウンド処理用の拡張IDocを登録するには、アプリケーションはカスタマExitを提供する必要があります。