使用する
MDMPとUnicodeシステム間のスムーズなIDoc通信のために、MDMPシステムで使用されるコードページをUnicodeシステムに認識させる必要があります。これは、Unicodeシステムが送信者であるか受信者であるかに関係なく、トランザクションWE87を使用してUnicodeシステムから実行します。
前提条件
Unicodeシステムからデータを送信する場合は、次の設定を行う必要があります。
トランザクションWE21には対応するtRFCポートが必要です。これには、トランザクションSM59で作成されたMDMPシステムのRFC宛先が必要です。MDMPシステムのこの宛先には、明示的なログオン言語が必要です。
手順
MDMPシステムで使用されるコードページをUnicodeシステムに認識させるには、次の手順に従います。
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トランザクションWE87を開始します。
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Unicodeシステムがデータを送信するか(アウトバウンド)、データを受信するか(インバウンド)を決定します。インバウンド<->アウトバウンド押ボタンを使用して、インバウンドとアウトバウンドの割当テーブルを切り替えることができます。
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アウトバウンドの場合、トランザクションWE21に存在するリストからポートを選択し、トランザクションSM59で作成されたMDMPシステムのRFC宛先を使用します。
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インバウンドの場合は、MDMPシステムを指すRFC宛先を直接指定してエントリを作成します。
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結果
MDMPシステムで使用されるコードページをUnicodeシステムに認識させました。
Unicodeシステムが送信システムである場合は、トランザクションWE86を呼び出して言語項目を決定する必要もあります。