手順
IDocは、次の場合に並行して投稿できます。
-
即時処理
IDocがすぐに処理されると、受信側アプリケーションシステムのすべてのダイアログプロセスが転記に使用されます。これにより、アプリケーションサーバーがブロックされる可能性があります。インバウンドIDocパケットを1つのサーバーグループに分散することはできません。
IDocパケットは、1つ以上のIDocで構成されている場合があります。IDocパケットごとに、転記汎用モジュールを実行するためのダイアログプロセスがアプリケーションサーバで開始されます。IDocパケットが複数のIDocで構成されており、転記汎用モジュールが一括処理できない場合、ALEレイヤは同じダイアログプロセスで汎用モジュールを複数回呼び出し、そのたびに単一のIDocを転送して処理します。
-
バックグラウンド処理
インバウンドIDocパケットは、個々のIDocに分割され、データベースに保存されます。
転送の準備ができているIDoc(ステータス64)は、 ALE管理( )で手動で処理することができます。
または、IDocをバックグラウンドで処理することもできます。これを行うには、ALEカスタマイジングで以下を選択します。
-
システム監視
-
IDoc処理
-
レシーバーシステムのIDocを更新する
サーバーグループ内のすべてのアプリケーションサーバーは、バックグラウンドでIDocを更新するために並行して使用できます。サーバーグループには、アプリケーションサーバーが1つしかない場合があります。サーバーグループを指定しない場合、ローカルサーバーのすべてのダイアログプロセスが並行して使用されます。これにより、アプリケーションサーバーがブロックされる可能性があります。
-