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メッセージ制御の詳細な説明は、SAPライブラリのクロスアプリケーションコンポーネント
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メッセージ決定:メッセージが検出される条件は、条件テーブルに保存されます。これらのテーブルは、アクセスシーケンスで読み取られます。条件テーブルには、アプリケーションのキーフィールド、つまり、アプリケーションが条件レコードにアクセスするために使用するフィールド(たとえば、購買の「購買組織」および「ベンダー」アプリケーションフィールド)も含まれています。条件テーブルは出力タイプに割り当てられます(たとえば、購買からの発注書の場合は「NEW」)。出力タイプは、アプリケーションに割り当てられたプロシージャで結合されます(キー、たとえば「発注書」の「EF」)。
この組織構造により、メッセージ決定を構造化された方法で複雑な条件下で実行できます。出力タイプとテーブル、およびアクセス順序と手順は、関連するアプリケーションのカスタマイジングですでに定義されています。
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IDocディスパッチによるメッセージ処理:メッセージ制御モジュールの中央選択プログラムRSNAST00は、選択された出力タイプのテーブルTNAPRのプログラムRSNASTEDでフォームルーチンEDI_PROCESSINGを検索してトリガします。EDI_PROCESSINGは、パートナプロファイルを読み取り、プロセスコードを使用して、IDocを生成する汎用モジュールを決定します。プロセスコードは、IDocをALEサービスで処理するかどうかなど、追加処理のタイプも決定します。
IDocを生成するための汎用モジュールは、通常IDOC_OUTPUT_ <MT>と呼ばれます。ここで、<MT>は関連するメッセージタイプを表します。出力モードに応じて、生成されたIDocが収集されるか、転送されてすぐにディスパッチされます。IDocが収集される場合、レポートRSEOUT00は、ディスパッチのためにIDocを転送するようにスケジュールする必要があります。