AMDPプロファイリングを使用すると、ABAP管理データベースプロシージャ(AMDP)および実行されたSQLステートメントのパフォーマンスを測定および分析することができます。
概要
AMDPプロファイラは、ABAP開発ツール(ADT)のABAPプロファイラに完全に統合されています。
AMDPプロファイリングの結果はABAPトレースに含まれており、AMDPトレースオプションのABAPトレースビューから開くことができます。
分析結果は、ABAP管理データベース手順タブに表示されます。ここでは、詳細を表形式で表示しています。
AMDPのABAPトレースを表示および分析するための例
トレースイベント列は、AMDP実行の構造を表します。
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ABAPからAMDPへのトップレベルコール
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AMDPからAMDPへのプロシージャコール
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SQLステートメントの実行
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ソースコードの位置(SQLインライン化を参照)
さらに、SAPHANAデータベースで実行時に実行されたSQLステートメントが表示されます。
特徴
ADTのAMDPProfilerは、次の機能を提供します。
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SQLステートメントとプロシージャ呼び出しに費やされた時間を測定できます。
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これには、を使用した動的SQLステートメントが含まれますEXEC。
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たとえば、AMDPソースコードへのナビゲーションをサポートすることにより、ADTに完全に統合されています。
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これにより、基本的なフィルタリング、並べ替え、ファイルのエクスポートなどが可能になります。
有効化
AMDPプロファイラの設定および設定オプションもABAPプロファイラに完全に統合されています。
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ABAPトレースにAMDPトレースも含まれるかどうかを定義するには、[トレースパラメータ]ウィンドウの[AMDPトレースオプション]セクションで[ AMDPトレースを有効にする]チェックボックスを選択する必要があります。
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デフォルトで実行ごとにAMDPプロファイラを事前定義するには、 AMDPトレースオプションセクションのAMDPトレースを有効にするチェックボックスを選択します。
プリファレンスページを開き、
制限
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次のような単一のSQLScript要素に関する詳細な情報ループ、もしも、 と計算
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計算エンジン(CE)機能
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ABAPSQLを使用して呼び出されるABAPCDSテーブル関数
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特定のSQLステートメントに関するソースコード情報