ABAPでHANAベースのアプリケーションロジックにアクセスするには、HANAデータベースプロシージャとしてデータベースレベルですでに実装されている対応するABAPリポジトリオブジェクトを作成する必要があります。
- ABAPシステムはSAPHANAデータベースで実行されます。
- 対応するデータベースプロシージャは、ABAPシステムのHANAリポジトリにすでに存在します。
手順
- ABAPプロジェクトで、プロジェクトエクスプローラで関連するパッケージノードを選択します。
- コンテキストメニューを開き、を選択します
プロキシ作成ウィザードを起動するための
- プロジェクトとパッケージに加えて、作成するプロキシの名前と説明を入力します。
- 問題のABAPシステムですでに作成されている適切なHANAデータベースプロシージャの名前を入力します。次に、[次へ]を選択します。
データベースプロシージャプロキシを作成するときの最初のウィザードページ
HANAデータベースプロシージャに複数のプロキシを作成する場合の警告
- 移送依頼を割り当てます。
- [完了]を選択します。
結果
選択したパッケージで、バックエンドシステムは、対応するHANAデータベースプロシージャのプロキシの非アクティブバージョンを作成します。さらに、プロキシのデータ型定義を持つ対応するABAPインタフェース(この例ではIF_CURRENCY_CONVERSION)も同じパッケージに作成されます。
この作成手順の結果、新しいプロキシを使用したエディタが開きます。プロキシ定義には、データベースプロシージャからのパラメータ名とタイプのデフォルトマッピング、およびABAPで使用されるパラメータ名とデータタイプがすでに含まれています。
プロジェクトエクスプローラーで、新しいプロキシが対応するパッケージノードのディクショナリフォルダーに追加されます。