プロセス
アプリケーションモジュールを呼び出すときのALEレイヤーの動作:
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個別処理
エクスポートパラメータにAメッセージ(中止)がある場合、ALEレイヤーはロールバック作業を実行します。
エクスポートパラメータにAメッセージ(中止)がない場合、ALEレイヤーはコミット作業を実行します。
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大量処理
エクスポートパラメータにAメッセージがある場合、ALE層はすべてのオブジェクトに対してロールバック作業を実行し、AおよびE(エラー)メッセージなしでオブジェクトをアプリケーションモジュールに再度渡します。ALEレイヤーは、処理するAメッセージまたはオブジェクトがなくなるまでこれを繰り返します。
Aメッセージがなくなると、ALEレイヤーはコミット作業を実行します。
IDocステータスおよびIDocステータスメッセージ:
IDocステータスは、エクスポートパラメータを使用して書き込まれます。
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個別処理
タイプAまたはEのメッセージがある場合は、ステータス51(申請文書は転記されません)。タイプAおよびEのメッセージのステータスレコードが書き込まれます。
タイプAまたはEのメッセージがない場合は、ステータス53(申請文書が転記されます)。ステータスレコードはすべてのメッセージに書き込まれます。エクスポートパラメータが入力されていない場合、これは処理が成功したことを意味します。この場合、ステータス53のIDocステータスレコードがALEレイヤから書き込まれます。
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大量処理
個別処理と同様ですが、メッセージは対応するオブジェクトのインデックス(OBJECT_IDX)に割り当てられます。インデックスが埋められていない場合、ALEレイヤーは、オブジェクトがアプリケーションに渡されたシーケンスであると想定します。