意味
RESTクライアントCL_REST_HTTP_CLIENTは、以前に作成されたHTTPクライアントを使用して生成されます。
RESTクライアントは、実際にはHTTPクライアントのラッパーです。ステートレス通信のREST原則(要約:サーバーにデータを転送するクライアント側によって決定されるREST環境の状態)を維持するために、要求ごとにRESTクライアントが作成されます。このパターンでは、RESTクライアントには常に新しい初期RESTエンティティオブジェクトが含まれています。
呼び出しごとにRESTクライアントが作成されない場合、後続の呼び出しでは、前のRESTエンティティに前の呼び出しのデータが含まれます。これにより、後続のREST呼び出しの望ましくないリンクが発生します。一方、 REST呼び出しごとにHTTPクライアントを再作成する必要はありません。このクライアントは、新しく作成されたRESTクライアントによる一連の呼び出しに再利用できます。
このようなHTTPクライアントをさまざまなリソースに再利用する場合は、さまざまなURIも指定する必要があります。HTTPヘッダー〜request_uri(定数IF_HTTP_HEADER_FIELDS_SAP => REQUEST_URI)を介して、HTTPオブジェクトの新しいリソースURIを設定することができます。