アプリケーションサーバABAP(AS ABAP)は、APC接続(WebSocketまたはTCPソケット)のメッセージを受信すると、(着信)メッセージを処理するためのABAPセッションを作成します。APC接続を受け入れた後、実行中のABAPセッションは保持され、接続にリンクされます。ABAPサーバが接続のピアからメッセージを受信するたびに、このセッションに対してON_MESSAGEイベントがトリガされます。
結果として:
- APC接続の着信メッセージは、最初に処理された順序で順番に処理されます。
- メッセージ処理中にエラーが発生し、ABAPセッションが削除された場合、対応するAPC接続が閉じられます。
次の図は、APCステートフルサーバーアプリケーションの単純な相互作用モデルを示しています。各着信メッセージは、接続設定フェーズ中に作成された同じABAPセッションで処理されます。