ベーシスは業務内容も幅広く、資格も多種多様
ベーシスの場合、他のモジュールと違って業務範囲が広いのでそれだけ扱う資格も多くなります。
ベーシスで扱うデータベースやnetweaver系の資格は抑えておきたいところでしょうか。
ただ、データベースだけでもSybaseやHANAメインとはいえ数種類あるので吟味したいところですね。
ベーシス向けのおすすめ資格:HANAデータベースやSolution Manager関連
おすすめの資格はエンジニア目線になります。
正直実務経験がものをいう世界なのですが、やはり資格をもっているとポイントが高く転職のときも有利なので抑えておきたい部分です。
HANAデータベースの資格はSAPイチオシのデータベースですし、これからも使われていくので自分自身でも抑えておきたいところです。
アプリのパフォーマンスや権限周りで他のチームとも関連するところなので覚えておくとプロジェクトでも重宝されると思います。
もう一つはSolution Managerの資格です。プロジェクトでもよく出て来ながらも扱いの厄介なSolution Managerです。
リソース監視やCCMSなどできることは多いのですが、その分バグも多いため割と慣れるまで時間がかかります。
もっているとプロジェクトを円滑に進められるとしてこちらも重宝されるのではないでしょうか。
BC(ベーシス)の転職難易度
ベーシスになるための転職なのか、ベーシストしてランクアップするための転職なのかによって話がかわってくるのかと思います。
それぞれ書いてみたので参考にしてみて下さいね。
ベーシスになるための転職難易度
前提として、SAPのエンジニアは数が少ないです。
そして、インフラエンジニアは扱う業務内容が幅広く育つまで時間がかかると言われています。
そのため、ある程度インフラ経験がある人ならばベーシス関連でもある程度応用が効くので転職としても可能性があります。
インフラ経験ありならばベーシスにも慣れる可能性あり
一般的なインフラ→ベーシスのキャリアパスはありえる話です。
インフラ経験しかない、30代前半くらいのビジネスパートナーさんと一緒に作業したこともあります。
ビジネスパートナーさんだったので、勉強してもらいつつベーシスのエンジニアとして活躍してもらう流れですね。
ただ、全くインフラ経験もなくアプリでやってきてベーシスになりたいとかは厳しいでしょう。
新卒〜20代ならばベーシスになりやすい
SAPのエンジニアはお伝えしたとおり、希少種です。
若いうちにSAPの世界に入る人も珍しいので新卒ならばわりと容易になることができるでしょう。
私も実際に新卒でSAPの世界に入り、ベーシスとして作業していました。
ベーシスからのランクアップするときの転職難易度
既にベーシスでプロジェクト終了したのでその機会に転職を考える人も多いかと思います。
SAPの中でもベーシスは希少種なので実務経験があれば転職もしやすいです。
その際は保守運用より、構築関係のプロジェクトに入っていたほうが知識も付きますしアサインされやすいのでタイミングをみて構築関係のプロジェクトにも率先して参加するようにしましょう。