デフォルトでは、HDIの計算ビューのテキストは翻訳に関連していません。プロパティファイルを生成することにより、翻訳を有効にできます。
計算ビューのテキストを他の言語に翻訳する場合は、計算ビューのすべてのテキストを含むSAPHANA用のSAPWebIDEでプロパティファイルを生成できます。その後、SAP Web IDEでプロパティファイルを作成し、ABAP開発ツール(ADT)の計算ビューでチェックインします。
計算ビューの翻訳を有効にし、元の言語のテキストをABAPのHTAリポジトリに転送するには、以下の手順に従います。
手順
- ABAP開発ツール(ADT)を起動し、ソースABAPシステムに接続します。
- 計算ビューが割り当てられているABAPパッケージを選択します。
ABAPパッケージとHDIコンテナフォルダのネームスペースを展開します。
- テキストを翻訳するHDI名前空間をダブルクリックします。
HDI名前空間がHDI名前空間エディターで開きます。
- オプション:計算ビューの変換を有効にするシステムがHDI名前空間の元のシステムではない場合にのみ必要です。計算ビューのHDI名前空間ですべてのオブジェクトを選択し、[チェックアウト]を選択します。
- [Web IDEで開く]を選択して、SAPHANA用のSAPWebIDEに移動します。
- SAPHANA用のSAPWebIDEで、計算ビューを選択します。SAP Web IDEのバージョンに応じて、コンテキストメニューからの生成またはの生成(旧バージョン)を選択します。
- SAPHANA用のSAPWebIDEで、プロパティファイルを作成します。これを行うには、プロパティファイルを選択します。SAP Web IDEのバージョンに応じて、 [ビルド][を選択するか、コンテキストメニューから[選択したファイルのビルド(古いバージョン)]を選択します。
- ADTで、計算ビューをチェックインします。
結果
計算ビューとそのテキストは、ABAPのHTAリポジトリに転送されます。計算ビューが属するHDI名前空間の元の言語は、計算ビューのテキストに元の言語として割り当てられます。テキストは、標準のABAPツール(トランザクションSE63 )を使用して翻訳する準備ができています。