SAP業界は基本的に客先常駐が多い
結論から言えば、SAP業界は客先常駐の体系が多いようです。
お客様のシステムを構築するわけですから、様々なお客様と話す機会が自ずと必要になります。
もちろんITの世界ですからプロジェクトや案件次第で社内からリモートでするか、客先でするかも影響が大きいです。
構築フェーズだとベーシス部門は客先常駐が多い
客先常駐をするか否かは部門によっても変わります。
システム構築のプロジェクトでしたがその際はベーシス部門だけ客先常駐と行ったこともありました。
ベーシスはインフラに近いかたちで作業するため、実際にお客様先でシステムを直に触る必要が多いためです。
逆にアプリチームはVPN環境が整い、システムの構築が終われば外部からアクセスして作業することは用意になります。
ただ、構築中は接続トラブルも多いためアプリメンバーもコアメンバーは客先常駐とありました。
このあたりはケースバイケースですね。
SAP業界で客先常駐が多い理由
セキュリティー面を重視している
一番大きいのはセキュリティー面です。
SAPシステムは会社の多くの部門に関連する情報を扱います。
セキュリティー面でなにかあるとかなり大きな問題になります。
こういった面は金融機関でも同じことが言えますね。
会社全体を把握して最適化する必要がある
SAPシステムは会社全体を把握して構築する必要があります。
お客様でも1つの部門を相手にするだけではなく、多くの部門と接する必要があります。
今はリモートワークが進んでいますが、接する部門が多く対面の方が話しやすいのはいうまでもないです。
そうなると自ずと客先常駐する方向になります。
コロナの影響でリモートワークの企業も増えている
いまはコロナの影響でリモートワークする企業も増えています。
小さい規模の150名程度でしたら社員全員でフルリモートの会社もあるようです。
実際にはお客様の要望によって客先常駐になる可能性もありますがSAP業界にとっても大きな進歩でしょう。
また最近はクラウドを中心に扱う企業も増えてきました。
そうなるとオンプレの企業よりもより柔軟にリモートでしやすくなるようです。