使用する
ALE汎用モジュールSERIALIZATION_CHECKは、追い越された各IDocにフラグを立てます。追い越されたIDocは、次のように定義されます。IDoc AおよびBにオブジェクト/ドキュメントXに関する情報(注文番号4711など)が含まれていると仮定します。AがBの前にSAP送信システムによって作成されたが、BがすでにSAP受信システムによって正常に処理されている場合、Aは追い越されたと言われます。
プロセス
シリアル化を使用するには、次のことを行う必要があります。
-
メッセージタイプのシリアル化オブジェクトを定義します-ALEはIDocのデータセグメントからオブジェクト/ドキュメント番号を抽出するため、使用するフィールドを知る必要があります。
-
インバウンド汎用モジュールの開始時に汎用モジュールSerialization_Checkを呼び出します。
-
必要に応じて、追い抜かれたIDocを処理します。
-
インバウンド汎用モジュールのエクスポートテーブルSERIALIZATION_INFOに、汎用モジュールSERIALIZATION_CHECKからのシリアル化テーブルが含まれていることを確認します(以下の例を参照)。