データベースのディスク容量とメモリ消費量に関する履歴情報の概要を表示できます。
DBサイズ履歴は、次のデータベースメトリックを集約します。
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使用したメモリ
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データに使用されるディスク容量
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データベースログに使用されるディスク容量
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トレースファイルに使用されるディスク容量
各収集実行のデータは、グリッドとグラフで表示されます。データ表示を変更できます。
データベースサイズ履歴のコレクターをスケジュールする
ローカルSAPHANAデータベースの場合、SAPシステムが実行されていると、コレクターが自動的にスケジュールされます。
他のデータベースの場合、コレクターを手動でスケジュールする必要があります。
コレクタをスケジュールするには、トランザクションSM36(バックグラウンドジョブのスケジュール)を使用します。
バックグラウンドコレクターの操作の詳細については、 『バックグラウンド処理ガイド』の「バックグラウンドジョブのスケジュール」を参照してください。
ジョブをスケジュールするには、次の情報を指定します。
コレクターが実行されていることを確認します
コレクタが正常に実行されていることを確認するには、トランザクションSM37を使用してジョブログを確認します。
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関心のある期間のデータベースユーザーのジョブの概要を表示します。
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概要からジョブを選択し、そのジョブログを表示します。
各ステップの実行時間とメッセージが表示されます。
ジョブログは、ジョブが開始および終了し、データが収集されたことを確認します。
ジョブが正常に実行された場合、ログはデータベース履歴が更新されたことを確認します。また、収集されたデータは[ DBサイズ履歴]画面に表示されます。
ジョブが開始されたがデータベースに接続できなかった場合、ジョブログには次のようなメッセージが表示されます。
接続名に一致するHANAデータベースが見つかりません
この状況では、データを収集せずにジョブが実行されます。結果として、そのジョブのデータはデータベースサイズ履歴に表示されません。