トランザクションSATを使用すると、ABAPデーモンのパフォーマンスおよび実行時分析を実行することができます。
次のセクションでは、対応するトレースファイルをアクティブ化、構成、および評価する方法を示す例を示します。
SATトレースをアクティブ化して構成する
- トランザクションSATを選択します(またはトランザクションSMDAEMONで、メニューバーから を選択します)。
- 選択したバリアントを作成します。
- [測定(測定) ]タブで、 [設定]セクションに移動し、 <バリアント>の[作成]アイコンを選択します。
- 次の画面で、 [<説明> ]フィールドにバリアントの説明を入力します。
- [期間とタイプ]タブで、[集約]のラジオボタン[なし]を選択します。
- バリアントを保存します。
- 入力画面に戻り、セクション<ダイアログ内>に移動して、プログラム名RS_ABAP_DAEMON_TESTを入力します。
- セクション<ユーザー/サービス>に移動し、スケジュールボタンを押します。
- 次の画面で、アイコンバー(または)のアイコンSchedule Measurementを押してShift + F7、測定スケジュールを設定します。ダイアログウィンドウが開きます。
- トランザクションSMDAEMONにリストされているように、ABAPデーモンアプリケーションを実行しているユーザの名称を入力します。
- Anyフィールド<外部セッション>、<プロセスタイプ>、および<オブジェクトタイプ>を選択します。
- フィールド<MaximumScheduledMeasurements>に、値として入力します10。
- [測定のスケジュール]ボタンを押して、構成を保存します。
SATトレースファイルを評価する
- トランザクションSATの入力画面に戻り、タブ評価を選択します。
- ここでは、トランザクションSMDAEMONにもリストされている実行中のABAPデーモンのファイルを見つけることができます。
結果一覧には、ABAPデーモンクライアント部分(CL_ABAP_DAEMON_CLIENT)、サーバー部分(CL_ABAP_DAEMON_SERVER)、およびアプリケーション部分(CL_AD_EXT_SIMPLE_DAEMON)の結果を含むさまざまなファイルがあります。
- 対応する行をダブルクリックして、トレース結果の詳細を表示します。
ABAPランタイム分析の詳細については、以下を参照してください。