SAPのエンジニアでもフリーランスになることはできます
結論としてはSAPのエンジニアでもフリーランスになることは可能です。
実際にSAP業界に特化した就職エージェントも存在します。
SAPのアップデートに伴い、SAP関連のエンジニアの人でがかなり不足しています。
それは肌でも感じておりプロジェクト期間中にベーシス部隊が掛け持ちすることはよくあることです。
SAPの関連した技術をもったエンジニアではあればどこの企業も欲しい状態です。
SAPの周辺知識であるJP1やzabbixなどの監視系ツールでもトレーニングするとなると時間がかかってしまいますからね。
それに加えて、インフラやアプリのみをやってきたエンジニアのキャリアシフトとしSAPは近年注目を浴びているようです。
華やかな業界ではないですが、業界としても安定して高所得も可能ですからね。
SAPに対しての業務知識は少なくてもそういった方のポテンシャル採用は増えてきています。
他のIT業界と比べて難易度は高め
SAPのエンジニアはかなり付加価値の高いエンジニアです。
扱うものが基幹業務システムということもあり、個人と契約を結ぶのは企業としてはかなりリスクがあります。
他のWeb系フリーランスのようにフリーランス案件はさほど多くはない状態です。
フリーランスの案件であっても、個人から案件を獲得するのは難しいです。
専門の信頼のある会社経由、友人の紹介等で決まるケースが多いようです。
コネで渡り歩くのも良いですが、SAPに特化したエージェント経由もかなりおすすめです。
理由としては同じエージェント経由で案件をもらうことで次に繋げやすいためです。
また案件情報やスキルなどの情報もエージェントの方で蓄積しておいてくれるからです。
ある程度の年数とSAPのスキルが必要
SAP業界に関わらずですがある程度実務経験が必要になってきます。
SAPの知識はほぼ必須になってくるでしょう。
フリーランスに対して企業からも高額なトレーニング費用や人材育成的な観点で雇ってくれることは少ないです。
あくまでも即戦力として使える人材がフリーランスとして活躍できます。
クラウドソーシングの案件は少ない
今流行のクラウドソーシングにはココナラやランサーズなどがありますね。
ランサーズを見るとエクセルを使ったSAPの情報出力、SAPアプリが動作しないためエラー解析依頼。
などかなり単発の依頼が多いです。
1からサーバー構築、システム構築といった案件はほぼありません。
基本的にプロジェクトベースの仕事ですから、企業がワンポイントでアドバイスを求めている印象です。
クラウドソーシングあまり単価も高くないです。
安定した収益を見込むなら今はSAP技術を使ったエンジニアはクラウドソーシングは厳しいでしょう。
SAPフリーランス支援の会社もある
SAPのエンジニア向けにフリーランス支援をメインにしている会社もあります。
数的にはそんなに多くないので
エンジニアだけでなく、コンサルタントの方へも募集をしています。
こういった企業を使うのもメリットとして大きいでしょう。
企業経由で信頼度を得られることや人材派遣会社での評価の蓄積などがあげられます。
世の中的にもフリーランスの立ち位置は高くなっているので、数年の実務を積んでフリーランスをめざしましょう。