SAPGUIが落ちる問題とは
SAPGUIが落ちるケースはいくつかあります。
SAPGUIが落ちるとSAPシステムとの通信ができなくなり、接続できなくなります。
問題ですが、ユーザ側での操作で落ちることやSAP側の挙動によって落ちることもありますので問題と対処法について解説していきます。
SAPとの通信が切れてしまった(ネットワーク)
よくあるのがVPNに問題がありきれてしまったり、社内のネットワークの不具合により切れてしまうことです。
問題の切り分けするために、SAPGUIが落ちた場合は通信状況を確認しましょう。
ネットワークに問題がありそうならば、一時的に有線接続で確認するのも手です。
nipingコマンドでSAPシステムとの通信確認
システム管理者向けですがネットワークの問題を確認するにはnipingコマンドでネットワークを確認すると良いでしょう。
>niping -c -H <message-server-host> -S <message-server-port>
SAPのシステム停止された(インスタンス停止)
システム管理者がSAPのインスタンスを再起動することがあります。
その際にはSAPインスタンスとの疎通ができなくなり切れる場合があります。
SAPとの通信の問題というよりも、SAP側の処理の問題です。
SAPシステムのCPUやメモリ負荷状況が高い
SAPシステムでCPUやメモリ負荷が高い場合、エンドユーザからの接続を受付することができません。
待っていればやがて接続できる場合もあります。
基本的には接続時間が超過してしまいタイムアウトエラーになるでしょう。