SaptuneでSAPのノートが簡単に適用できます
saptuneはsap noteを適用するためのツールです。
提供されているOSはSUSE linuxでsapconfともよく間違えられますね。
sapconfはSAPに合わせたOS初期設定をしますが、saptuneはSAPのノート適用を簡易化するツールです。
note適用をすることでSAPのワークロードを実行できるシステム準備を手助けします。
saptuneに書かれたブログもあるので併せてご確認下さいね。
こちらはgithub上のものですが、saptuneにまとまっているのでsaptuneの理解に役立つと思います。
saptuneとsapconfの違いとは?
sapconfについては以前ブログでまとめているのでご確認下さい。
簡単に言えばsapconfがOSの基本設定、saptuneはSAPのノート適用ツールです。
saptuneのコマンド一覧
チューニングソリューションの確認
saptune solution list
このコマンドを使ってノート適用できるソリューションを確認できます。
ソリューションというとわかりにくいですが、使う製品やシステムに合ったノートのパッケージです。
例えばソリューションには以下のようなものがあります。
左がソリューション名になります。
- BOBJ: SAP BusinessObjects
- HANA: SAP HANA
- MAXDB: SAP MaxDB
- NETWEAVER: SAP NetWeaver
- S4HANA-APPSERVER: SAP S/4HANA
- S4HANA-APP+DB: SAP S/4HANA APとDB
- S4HANA-DBSERVER: SAP S/4HANAインストールのSAP HANA DB
- SAP-ASE: SAP Adaptive Server Enterprise
ソリューションの中から選んでも良いですが、個別で適用することも可能ですよ。
チューニングノートリスト表示
saptune note list
チューニングソリューションの適用
saptune solution apply SOLUTION
チューニング特定ノートの適用
saptune note apply NOTE
細かいコマンドはこちらを確認してみてくださいね。